1ヶ月目の島のいいとこ不便なとこ

4月2日に島に来て、1ヶ月経ちました。まだまだわからないことだらけの与論島ですが、今の時点での私が感じた島のいいところ、不便だと思うところを書いていきたいと思います。

⭕️いいところ

①車が運転しやすい

 私は車の運転が苦手です。車線変更はできるだけしたくない。自転車で行けるなら自転車で行きたい派です。そんな私でも、与論島は運転しやすいです。まず、大きな道路がない、信号が2つしかない、道に迷っても後ろに車がないので、すぐにUターンできます。ただ、道は分かりづらいので、ナビや地図は必須です!

②渋滞がなく、観光地も空いている。

 埼玉では休みの日に出かけようとしたら、どこも混んでいて、渋滞や駐車場待ちを覚悟して行かなくてはいけませんでした。でも、与論島は、観光地も空いてます。あの有名な百合が浜だって、GWに行ってもちらほら見かけるくらい。観光業、心配になる程人がいない。なんせ今は海の近くに住んでいるので、海まで歩いていけることに、感激です!

③どこに行くにも近い。

 今日夫を空港まで送りましたが、空港まですぐに行けるのでなんとも楽ちん!以前は2時間も3時間も前に出て、電車を乗り継いだり早朝に車に乗り込み、空港に向かっていました。島は1日で自転車でまわれるくらいの大きさなので、車ならどこへでも近く感じます。端から端でも10分ちょっと。まだ道がわからないので、少々不安はありますが、ナビを頼りに出かけています。

④海が美しい

 見るもよし、泳ぐもよし、浜辺を歩くもよし、とにかくこんなに綺麗な海が近くにある幸せ。そのうち見慣れてしまうのでしょうか。

⑤島に住む人たちが温かい

 みなさん新入りには興味があるようで、声をかけてくれます。市場に行くと、島野菜の料理の仕方や島のあれこれをいろいろと教えてくれます。私は話を聞くのが楽しくて、どんどん質問して聞いています。私は子どもの学校関係で集まりが多く、保護者の飲み会にも参加したので、そこでたくさんの人と会いました。島は小さいので、制服買ったお店の人が同じ小学校の保護者だったり、美容院に行ったら、娘と同じクラスのお父さんだったり、ガスの点検してくれた人がPTA会長だったり。はじめは会う人会う人が初めてなのでわからなかったのですが、繋がってくると面白いです。今は楽しいけれど、慣れてくると鬱陶しく思う時が来るのかな。

 🔺不便なこと 

①物価が高い

 輸送費がかかるので仕方ありませんが、何でも高く感じます。品揃えも豊富とは言えません。ネット通販も送料がかかるので買うかどうか迷います。逆に、お金を使わなくなるかもしれません。

②水の硬度が高い。

 島の水は地下水だそうで、琉球石灰岩に由来するために硬度が高いです。健康には影響はないとのことですが、水回りは気づくと白くなります。飲むと喉がイガイガする人も。髪や肌にもあまり良くないと聞きました。だんだん慣れてくるのでしょうか。飲み水は防災も兼ねて20リットルの水を買い溜めしています。

③台風が怖い

 まだ経験がありませんが、ものすごい勢いだそうです。屋根が飛ばされたり、窓も雨戸をしないと何かが飛んできて割れたりするそうです。家もコンクリート造りがおすすめだそうですが、なんせお金がかかる。コンクリートにすると暑くて寒い家になるので、エアコンが手放せなくなりそう。私はできれば木造に住みたいなと思っています。実際台風を経験すると考えが変わるかもしれません。

④湿度が高く、すぐカビる。

 除湿機が手放せないと聞いていたので、除湿機だけは買って持ってきました。雨の日は大活躍です。これから梅雨時期に入るので、ますます活躍しそうな予感。気がつくと、洋服や鞄がカビていました。まだ1ヶ月なのに・・・この先恐ろしいです。

⑤塩で錆びる

 自転車、車、とにかく錆びるとのこと。みなさんに気をつけて!と言われます。水をかけて塩を落とすこと、オイルを塗ること、錆止めを定期的にすること、メンテナンス必須です!家のベランダの竿を引っ掛ける用の鉄が、錆びてボロボロで使い物になりませんでした。片方は何とか紐で補強して使っています。

 

以上、1ヶ月の感想でした。

感じ方は人それぞれ、どこに住んでも良し悪しはあります。これからもいいところをたくさん見つけて、楽しく暮らしていきたいです。

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この記事を書いた人

2024年3月末、夫婦で公務員を辞め、家族5人と猫1匹で鹿児島県の離島、与論島に移住してきました。これから退職・引越しにまつわる出来事、島での暮らしの様子、私の思いや感じたこと、移住に関することなどを綴っていきます!

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